そろばんは昔から人気の習い事の一つです。子どもにそろばんを習わせたいと考えている保護者の方は多いと思います。
しかし、
「そろばんって本当に役に立つのかな?」
「そろばんを習うデメリットを知っておきたい」
そんな不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
この記事を読めば、そろばんを習うと得られる効果がわかり、子どもにそろばんを習わせることへの不安がなくなります。
そろばんを6年間続けた私の経験談も交えて解説します。
ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。
そろばんはやめたほうがいいはウソ!
結論から言うと、「そろばんをやめたほうがいい」はウソと言えます。
確かに、短期間でやめてしまって意味がなかったという人もいるかもしれません。
しかし、そろばんは継続すれば得られる効果が必ずありますので、記事後半で解説します。
まずは、なぜそろばんはやめたほうがいいと言われることがあるのか、みていきましょう。
そろばんはやめたほうがいいと言われる5つの理由
「そろばんはやめたほうがいい」という意見を聞くと不安になりますよね。
なぜ「やめたほうがいい」と言われるのか理由を5つ紹介します。
① 実生活でそろばんを使うことがない
② 学校で習う算数とやり方が違う
③ 字が雑になる
④ 習得に時間がかかる
⑤ 中学・高校受験に役立たない
一つずつ解説していきます!
実生活でそろばんを使うことがない
計算をするときに、そろばんを取り出して計算する人はほぼいませんよね。
「そろばんは意味ない」と言われてしまう理由でもあります。
しかし、そろばんが実生活に役立つのは、暗算ができるようになるからです。
スーパーでの買い物や、割り勘の計算をするとき、頭の中にそろばんがある人は、道具がなくても計算できるのです。
私も実際に、自然とそろばんを思い浮かべて計算しているため、ちょっとした計算は速くでき、それだけでもそろばんを習っていて良かったと感じています。
他人より早く計算できると気持ちがいいし、便利ですよ。
学校で習う算数とやり方が違う
小学校では、「ひっ算」や「計算のくふう」を学習しますが、そろばんができる人にとっては、余分に時間がかかるため、面倒に感じてしまうかもしれません。
私自身も「なぜこんな計算の仕方をしなければいけないんだ」と疑問に思ったこともありますが、
学校で習うことは割り切って、算数の時間は習ったとおりにやっていました。
考え方の幅も広がるので、学校で習う内容も意味があると感じました。
暗算もできればプラスαの力で、より算数が得意になりますよ。
字が雑になる
そろばんは速く計算することが求められるため、字も速く書かなければならず、その結果、字が雑になるということは考えられます。
この問題については、そろばん以外の場面では丁寧に書くように心がけるしかありません。
「そろばんを習っている人=字が汚い」というのは単なる先入観で、字がきれいな人もたくさんいますので、全く気にする必要はありません。
私自身は必要に応じて字を丁寧に書くようにしていました。
習得に時間がかかる
そろばんの習得には時間がかかります。
そろばん教室で習う時間以外にも、家でもコツコツ練習を積み重ねることで上達していきます。
特に暗算ができるレベルになるためには、相当の時間を要します。
そろばん教室に通うとなると、送迎などの時間も取られますが、オンラインそろばん教室なら通塾や送迎の手間や時間を省くことができるのでおすすめです。
中学・高校受験に役立たない
正直なところ、そろばんの技能が直接受験に役立つことはほぼありません。
しかし、計算力が上がること、集中力が身につくこと、何かに打ち込んで継続した経験は、受験にも有利に働き、将来的にも財産となります。
私は算数が好きになったのはそろばんのおかげだと思っています。
そろばんを続けると得られる4つの効果
ここまで、そろばんをやめたほうがいいと言われる理由を紹介してきました。
「やっぱりやめておこうかな…」と思ったあなた!ちょっと待ってください!
そろばんには、デメリットを上回るメリットがあります。
そろばんを6年間継続した私の経験も交えて、そろばんの効果を4つ紹介します。
① 計算や暗算が得意になる
② 右脳が鍛えられ、想像力・発想力が磨かれる
③ 集中力・忍耐力がつく
④ 自信がついて、自己肯定感が高まる
そろばんには、計算力以外にも計り知れないメリットがあります。
計算や暗算が得意になる
私がそろばんをやっていて、最も良かったと思っていることは、暗算ができるようになったことです。
大人になった今でも、頭の中のそろばんをいつも使っています。
また、算数もずっと得意科目で、計算が得意というだけで周りより一歩リードしていたと思います。
算数に苦手意識を持たなくなることは、大きなメリットと言えます。
右脳が鍛えられ、想像力・発想力が磨かれる
指先を使ってそろばんの珠を動かすことは右脳を活性化させます。
右脳を鍛えることで、直感やひらめき、想像力が豊かになります。
そろばんは、子どもの将来を豊かにしてくれる可能性を大いに秘めています。
集中力・忍耐力がつく
そろばんは、時間内に正確に計算する必要があるため、集中力を養うのにうってつけの習い事です。
一定時間集中する必要があるため、そろばんで養われた集中力は、様々な場面で活きてきます。
また、上の級を目指すためには努力を必要とします。その努力の積み重ねが忍耐力となり、自分の力で困難を乗り越えることができる子になっていきます。
私もそろばんの経験により、勉強に集中する力が自然に身に付きました。
自信がついて、自己肯定感が高まる
検定に合格すると喜びとともに自信がついてきます。
この成功体験こそが、自己肯定感につながります。
自己肯定感が高い子は、失敗を恐れず、何事にも前向きに取り組むことができ、多方面に良い影響があります。
まとめ:そろばんはやめたほうがいいはウソ
ここまで、そろばんのメリット・デメリットをお伝えしてきました。
そろばんを習うかどうかの参考にしていただければと思います。
私の意見としては、「やめたほうがいい」とは全く思いません。
むしろメリットが大きいのでおすすめです。
そろばんは、計算力だけでなく、目に見えない能力も鍛えてくれます。この能力こそが、これからの時代に求められる能力です。
お子さんの習い事に、ぜひ検討してみてください。
オンラインそろばん教室について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
コメント